葉酸サプリメントの安全性


ワンステップ・クリアブルー


合成葉酸は本当に危険?葉酸サプリメントの安全性を見極めよう

 

妊婦さんにとっては重要な栄養素となる葉酸。
その需要が高まるにつれ、多くの葉酸サプリメントが販売されるようになっています。
葉酸サプリメントを調べていくと、天然のものと合成のものがあることが分かります。
そして合成葉酸については、過剰に摂取すると生まれてくる子供が喘息にかかるリスクが上がる...などと言われています。

 

だからこそ葉酸を選ぶときは天然のものを選んだ方が良いというのが、言わば葉酸サプリメントを選ぶときの定説ともなってきているのです。
では実際のところ、化学合成された葉酸サプリメントと喘息には因果関係があるものなのか、様々な視点から合成葉酸の真実について触れていきたいと思います。

 

化学合成や添加物は悪者?

 

化学合成された葉酸サプリメントを過剰に飲むと、生まれてくる子供が喘息にかかるリスクが上がる...といったデータは、しかるべき機関がしかるべき方法以って出した研究結果なのでしょうから、これが全くの嘘であるとは言い切れません。
ですが実際に、そうした因果関係が証明されているのか?と言えば、この点については疑問が残るところです。

 

確かに、インスタントラーメンのような加工食品が台頭して来た時代に育って子供世代には、アレルギー症状を起こす人が多いという話しも耳にしたことがあります。
最近の若い人でアレルギー持ちの人が多いのは何故なのか、その答えは親世代が化学成分や添加物を大量に含む加工食品を口にしたからだと言われれば、思わず納得してしまう所です。
ですが、この因果関係についても、それが全てなのかといえば絶対にそうではないはず。

 

逆に言えば、添加物や加工食品を大量に口にしてきた人の中にも、アレルギー症状とは無縁といった方も存在しているのではないでしょうか。
所詮どんなデータも、一部の人達だけを参考にしたものに過ぎません。
例えばデータの数を元にそれを大半のものであることは認めたとしても、その内容の全てを信じるか否かは個人次第であり、合成物や添加物に関しても全てが悪者としてしまうのは少し違うような気がしてきます。

 

大事なのは安全であるか否かということ

 

合成葉酸を過剰に摂取すると、生まれてくる子供が喘息にかかるリスクが上がる...と言われた時、あなたならどのワードに重点を置くでしょうか。
本来であれば何よりも「過剰に摂取する」というワードに目が向かなくていけないところが、「合成葉酸」というワードに注目してしまってはいないでしょうか。
そもそも、妊娠できる年齢の女性は葉酸を1日400μg摂取することが望ましいと言い出した厚生労働省が推奨の基準としたのは、人工的に合成された「モノグルタミン酸型」の葉酸です。

 

厚生労働省は何も、葉酸サプリメントは天然のものを選ぶようにしてください...と通達している訳ではないのです。
「過剰摂取」という言葉にも語弊があるのかもしれませんが、ここで言う過剰摂取とはあくまで1日の摂取量が過剰ということであって、長く飲み続けると結果的に過剰になるという意味ではありません。
確かにモノグルタミン酸型の葉酸は吸収率が85%と高い特徴がありますので、天然の葉酸の吸収率が50%だということを踏まえると、過剰摂取の危険性は上がると言えます。
例えば、朝飲んだのを忘れて夜にもサプリメントを飲んでしまった場合、過剰摂取の危険性があるのは天然葉酸よりも合成葉酸と言えるでしょう。

 

しかし、葉酸サプリメントで言うところの用法用量以上の摂取を行わなければ、過剰摂取を恐れる必要など全くないのです。
だからと言って化学合成された葉酸サプリメントであれば、どんな商品でも問題ない!と言っている訳ではありません。
安価過ぎるもの、安全性の示されていないようなものは、作る過程で何が含まれていることがあるかは分かりません。
だからこそ、葉酸サプリメントの危険性は天然であるか合成であるかで判断するのではなく、安全な成分を使い、安全な方法で作られているかどうかで判断すべきものだろうと思います。